活動内容

概要

参加チームには、以下のような活動に取り組むことが期待されます。どれかひとつでも良いですし、複数でも良いです。ただし、データセットやシミュレータに取り組む場合も、最終的には実機での自律走行を目指すことを推奨します。これは、つくばチャレンジがリアルワールドでの実機の自律走行を目標としているためです。

  • 実験走行、本走行
  • データセットの提供や利用
  • シミュレータの利用
  • オンライン大会での発表
    • 全チーム自己紹介大会原則として必須
    • LT大会(任意)
    • 全チーム進捗報告大会原則として必須
  • つくばチャレンジシンポジウムの参加レポート執筆と発表(原則として必須
  • つくばチャレンジEX(任意)

詳細は日程ページを参照

実験走行、本走行

詳細は課題ページを参照。

データセットとシミュレータの施策

  • データセットとシミュレータは、参加チームに相互協力を頂いて整備を進めていく
    実行委員会として作成したりサポートを保証する訳ではない
  • つくばチャレンジの環境に限定せず、大学キャンパスなどの環境が対象でも良い
  • 実機での研究開発につながることが望ましい
    データセットやシミュレータを活用した上で、実機実験を行うことを推奨する

データセット

Tsukuba Challenge Datasets
https://github.com/tsukubachallenge/tc-datasets

  • Tsukuba Challenge Datasets は、各チームのデータセットへのリンク集である
  • 提供されたデータセットを相互に利用して、地図構築(SLAM)や環境認識などの研究開発を推進することが期待される
  • 提供されているつくばチャレンジコースの地図ファイルを利用することで、地図構築をせずに自律走行の研究開発に集中しても良い
  • GitHub Organization のメンバーは、pull requests などに対応する数人(実行委員会の担当メンバー)
  • データセットを提供したいチームは、pull requests で追加を依頼する
    • データセットに関する情報を、テンプレートを参考にして書き、pull requests を送信する
    • ファイル自体(rosbag など)の置き場は、各チームでオンラインストレージを用意する(Google Drive など)
    • データセットの対象は、つくばチャレンジの環境に限定せず、大学キャンパスなどの環境でも良い
      また、ロボットで取得したデータに限らず、台車やハンドヘルドで取得したデータでも良い
    • ライセンスは、提供したチームに帰属する(各チームでライセンスを決める)
      一般的に、データセットのライセンスは、Creative Commons とされる場合が多い
  • データセットを利用したいチームは、ファイルをダウンロードして利用できる
    • 各データセットのライセンスに従って利用すること
    • 該当データセットを利用したことを、論文などを執筆する際に明記すること
      また、該当データセットで引用すべき論文が記載されている場合は、参考文献として引用すること

シミュレータ

Virtual Tsukuba Challenge (VTC)、Unreal Engine を利用
https://github.com/furo-org/VTC

Virtual Tsukuba Challenge (VTC) on Unity、Unity を利用
https://github.com/Field-Robotics-Japan/vtc_unity

  • シミュレータを活用することで、経路・動作・軌跡計画や運動制御などの研究開発を推進することが期待される
  • 各チームで独自シミュレータを開発しても問題はないが、開発リソースが分散してしまうので、既存シミュレータの利用を推奨する
    また、上記のシミュレータを改善する pull requests などのコントリビューションを歓迎する
  • シミュレータ上での実験だけで終わらず、実機での研究開発につながることが望ましい
  • 各シミュレータのライセンスに従って利用すること
  • 該当シミュレータを利用したことを、論文などを執筆する際に明記すること
    また、該当シミュレータで引用すべき論文が記載されている場合は、参考文献として引用すること

オンライン大会

  • 全チーム自己紹介大会発表は原則として必須
  • LT大会(発表は任意)
  • 全チーム進捗報告大会発表は原則として必須
  • 予稿投稿なし、当日の発表のみ
  • 参加募集や発表資料の共有などには、connpass を使用する
    https://tsukubachallenge.connpass.com/
  • オンライン開催(Zoom & Slido)

つくばチャレンジシンポジウム

つくばチャレンジEX@イーアスつくば