【注意喚起】ロボットの非常停止スイッチと安全チェックについて

2017年10月24日 参加チームへの連絡

つくばチャレンジ2017参加チーム各位
cc:つくばチャレンジ実行委員各位

 

油田@芝浦工業大学/つくばチャレンジ実行委員会です。

相変わらず不安定な天候が続いておりますが、参加チームの皆さまは、本走行に向けて開発やテストのラストスパートに入っておられることと思います。

前回(第3回・第4回)の実験走行は、連日の雨の中の実験となりご苦労さまでした。

 

【非常停止スイッチについて】

前回の走行実験の際、非常停止スイッチが働いていないロボットが走行しているのを目撃したとのご注意が届いております。

実験用移動ロボットの非常停止機能は、単に電源を切ると走行の再開が出来なくなる恐れもあるため、工夫の必要があり、これ自体、開発要素の一つです。

しかし、つくばチャレンジのサイズのロボットにとって、非常停止機能は、市民がいる中での走行実験においては、安全を確保し、市民に被害を及ぼさないために、必要不可欠です。

したがって、つくばチャレンジにおいて、市街地の走行実験を行う際は、最低限、動力走行を停止させる機能を有する非常停止スイッチを誰でもが押せるように設置し、必ず、これを働かせて下さい。

なお、雨よけのためのカバーについても、それにより、非常停止スイッチが外から見えなくなっ足り、操作しにくくなることが生じないよう、ご注意下さい。

 

【安全チェックについて】

上記に関連して、安全チェックをもっと厳しくするべきとの意見も出ております。

安全チェック担当者は、ロボットの開発者以外の目で見て、ロボットを確認し、安全確保について開発者と意見交換をして、気がついたことを注意する役割を担います。そして、安全チェック担当者が安全性について不足と認めたときは、(開発者がそう考える場合と同じく)市街地での走行実験は行わないこととしています。

が、もちろん、つくばチャレンジで実験の安全を確保するのは、各チームの責任です。

したがって、「安全チェックにと通ればそれで良い」というものではありませんので、その点はしっかりと意識していただくようお願いします。