【インフォメーション】
つくばチャレンジ2013本走行(自動走行ロボットの街なか公開実証実験) のご案内(11/17)

2013年11月12日 お知らせ

~2013年から第2ステージとしてロボット技術の更なる向上を目指しています~

つくば市及びつくばチャレンジ実行委員会(委員長油田信一)では、自動走行ロボットの技術チャレンジ「つくばチャレンジ2013」の本走行を、2013年11月17日(日)につくば市内の遊歩道等(大清水公園、つくばセンター広場及びそれらを結ぶ遊歩道)で開催します。

これまでのつくばチャレンジの様子
これまでのつくばチャレンジの様子

 これまでのつくばチャレンジの様子

■グーグルカーで今話題の自動走行技術のさらなる向上に向けて

 グーグルがグーグルカーを発表して以来、自動車の自動運転が大きな話題となり、昨今は日本の自動車メーカーも開発を加速させています。
 つくば市では、グーグルカー同様の自動走行技術をロボット技術のひとつとして捉え、ロボットを、人々が普通に歩いている市街地の歩道や広場において自動走行させる技術開発を皆で行なおうと、全国の大学・企業から参加を募り、自動走行ロボットの技術チャレンジ「つくばチャレンジ」を2007年から開催しています。これまで、日立製作所やヤマハ発動機などの大手企業をはじめ、日本全国の研究所や大学から延べ300チーム以上が参加しています。

■本年2013年から第2ステージとしてロボット技術のさらなる向上を目指す

 今年からのつくばチャレンジは第2ステージという位置づけで実施しています。
 昨年度までのつくばチャレンジでは、公道(歩道)上の決められたコースをロボットに自動走行させることが達成課題でしたが、今年からは達成課題のレベルを上げ、ロボットが単に自動走行するだけでなく、エリア内で決められた服装の「人を見つける」という探索行動にチャレンジしております。
 つくばチャレンジはこれまでの取組においてロボットの自動走行技術の向上に大きな貢献をしてきましたが、今年度からの第2ステージではさらなる技術の向上を目指しています。

■賞金なしの大会で、日本全国の大学・企業のみならず、本年は海外から北京大学が参加

 つくばチャレンジには、毎年、関東近隣のみならず、東北大学、大阪大学、九州大学などの日本全国の大学や企業が参加していましたが、本年はさらに海外から北京大学も参加しています。海外からの参加は今年が初めてです。
 つくばチャレンジは、ロボットコンテスト(競争)ではないため、勝ち負けや優勝という概念はなく、どれだけ多くのチームが課題を達成できるかを目指しています。またその技術を互いに共有し、皆で技術を高めあうことを目的としています。課題を達成しても、賞金などもありませんが、それでも日本全国さらには世界から多くの大学などが参加するという、極めて特異な大会になっています。

《つくばチャレンジ2013本走行概要》

日時:
 2013年11月17日(日) 11:00~15:30

場所:
 つくばセンター広場と大清水公園、及び、それらを結ぶ遊歩道(つくば公園通り)
 *本部受付は、つくば市大清水公園多目的広場(つくば市竹園1-5-2)となります。
   (つくばエクスプレスつくば駅から徒歩5分程度)。

参加チーム数:
 44チーム(ロボット台数 47台)

達成課題:
 移動ロボットがつくば市内の遊歩道や広場を自律的に走行して、つくばセンター広場と大清水公園内で決められた服装の人間(5人)を見つけてくること。