参加登録チームへのメール連絡(油田実行委員長より)
【つくばチャレンジ】 第3回実験走行の報告書における質問等について

2013年9月8日 お知らせ

つくばチャレンジ2013参加者各位
(つくばチャレンジ2013のチーム責任者・連絡担当者に、bccにてお送りしており ます。)

 油田@芝浦工業大学/つくばチャレンジ実行委員会です。

 ようやく暑い天気は終わりを告げつつありますが、つくばチャレンジの本番に向けての力の入れる季節になりました。

 以下、第3回実験走行の参加者から頂いた報告書にあった、質問等についてお返事させて頂きます。ご意見を頂いた方には、ありがとうございました。

 【つくばチャレンジの運営・日程について】

・2日連続で動力実験を行いたい。(遠方から来ているチームもあるため)

 遠方から実験走行にご参加頂いているチームは、折角つくばまでお出かけ頂くので、1日単位では往復の旅費や時間が勿体ない、とのことと思います。
大変もっともなご意見と思います。
残念ながら、今年度は、既に予定が決まってしまっておりますが、来年度以降、是非それを勘案して計画を立てるように致します。

・つくばチャレンジへのチャレンジ(予選のようなもの)も開催したい。

ご自分の大学や地域で、つくばチャレンジを模したミニチャレンジの会を開こうと言うことかと思います。つくばチャレンジの実行委委員会が道路使用許可を申請して開催する、というのは現実的には不可能と思いますが、自分たちでナントカしようと言うことでしたら、出来る限りの応援をさせて頂きます。
ちなみに、芝浦工大の豊洲キャンパスでは、豊洲チャレンジと称して学内でコースと日を決めた公開走行実験会をやっておられます。(ここでは、走行するのはキャンパスの中だけですので、警察からの道路使用許可のような問題は発生していません。)

 【ロボットの安全性のチェックについて】

・カメラを立てる棒が他のロボットや人間から認識しづらいとのアドバイスを頂きましたが、どのくらいの幅の棒であればよいか、レギュレーションで決定しておいて欲しいです。

走行に先立つ安全性のチェックで出た意見と思います。
担当された委員に伺ったところ、「カメラを支えていたのはアクリル製の20φ位の透明なパイプで、中にカメラ用の黒色のケーブルが通してありましたが、人や他のロボットからは見えにくい状況でした。良い例なので、この例を参加者で共有する方がよい。」とのごご説明とご意見でした。
安全のための遵守事項では、ロボットについて、他の人に見えやすいように、高さは0.6m以上あること、としています。 ロボットの背が低いと、例えば自転車に乗っている人が、これを見落とす怖れが増えます。また、他のロボットから見えにくいことも、ロボット間の衝突の可能性を増加させ、それが、結果として市民に対しても危険性を増やす、と言うことが、この遵守事項の理由です。
私としては、ロボットについては、安全を配慮して頂くことが第一で、遵守事項を満たしさえすれば良い、とは考えておりません。したがって、これ以上の細かい規則を定める必要はないし、そうしない方が良いと思っております。
また、安全チェックは、開発者以外の人が見て安全について気がついたことについて意見の交換をすることが重要と考えています。
是非、具体例を出して、安全性について、自分たちはこのように考える。あるいは経験した、という情報を発信して頂くようお願いします。
良い機会となりうるので、安全性のチェックで意見が出た事例集のようなものを作れると良いとは思っているのですが。。。