移動ロボット用バンパセンサモジュールの提供の申入れ(三井化学から)について(申込〆切 8/10)

2016年7月26日 参加チームへの連絡

つくばチャレンジ2016参加チーム各位
(チーム数が多いのでbccにて送りしています。)

油田@つくばチャレンジ実行委員会です。

 先日(7/9)の説明会でも若干話をしましたが、三井化学(株)のロボット材料開発室より、評価用の移動ロボット用接触センサ付バンパのご提供の申し出を頂きました。
 申し出のあった移動ロボット用バンパモジュールは、同社が開発中の圧電繊維を用いた接触センサを表面に埋め込んだ、10cm×10cm×2cmのクッション材(4枚~8枚を一組)と、圧電繊維が発生下で何圧を検知してUSB経由でPC等に伝えるインタフェース回路のセットです。

 バンパ部のクッション材は、両面テープ等でロボットの筐体に貼り付けることが出来ます。
 また、インタフェース回路は、三井化学につくばチャレンジ実行委員の渡辺敦志氏(東北大)が協力して開発中のもので、バンパの接触信号をUSBを介してSCIPコマンドでPC等に取り込むことができるので、つくばチャレンジ参加チームには簡単に使い始めることができます。(添付資料参照)

 実環境で働く移動ロボットにとって、自分自身と環境の接触を知ることは、(少なくとも将来的には)必要不可欠と思われます。しかし、簡単に使えるバンパセンサを作るのは容易ではないのが現状です。したがって、本バンパセンサモジュールについて、つくばチャレンジ参加の皆様に、ぜひ利用・評価してしていただくことは大いに意義があると感じます。

このバンパモジュールに興味のあるチームには、次の条件で提供されます。

・提供時期:9月12日ごろ
(予定、第2回実験走行に余裕をもって届くように準備を進めていただいています。)

・提供台数:10セット

・提供の条件:
① 費用はいりません。

② 返却:つくばチャレンジ参加後は原則返却をお願いしますが、三井化学と相談しその了解がある場合は、返却の必要はありません。ただし、チャレンジ期間中も含め、第三者への提供や、海外への持ち出しはできません。

③ 報告:つくばチャレンジ終了後、このバンパを搭載したロボットの写真、および、このバンパをどのように使ったか、と、使って気がついたことに関してレポートを提出。(このレポートは、その内容が書かれていれば、つくばチャレンジシンポジウムの資料や学会予稿で良い。)

④ その他:以下の条件にご同意ください
・三井化学、および、つくばチャレンジ実行委員会が、このバンパを使ったチーム名、および、上記の写真を公表することに同意すること。
・つくばチャレンジへの利用目的に使用することとし、バンパやセンサ構成する材料の組成や構造について分析や解析をしないこと。また、センサについて提供された非公開の情報を公表しないこと。
・バンパおよびセンサについて故障等があったとき、三井化学は善意を持って対処しますが、期待する性能が発揮されないとき、あるいは、修繕等ができないときについては責任範囲外とします。
・上記の内容について、三井化学との間で合意書を交換すること。

 このバンパセンサ使用を希望するチームは、以下の内容を記した申込書を、メールにて8月10日までにつくばチャレンジ事務局にお送り下さい。希望チームが多いときは、その内容によって、提供するチームを選考することとし、8月20日までに選考結果をお知らせします。

* 送り先:つくばチャレンジ事務局 <challenge[at]rt-tsukuba.jp>※[at]を@に変換して送信してください。 

—–評価用バンパセンサモジュール申込書フォーム—-
・チーム名とチーム番号

・搭載するロボット名:

・チーム代表者(合意書に署名する者)の氏名と所属、および、メールアドレス

・連絡担当者名とメールアドレス

・今までのつくばチャレンジ参加や移動ロボット開発の経験・実績(簡単に)

・バンパとセンサの使用目的(とくに検知したい事象など)

・その他、希望等

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