用語の定義
- 遵守事項
- つくばチャレンジは、順位を付ける競争(コンテスト、コンペティション)ではなく、チーム同士で協力して行う公開実験と位置付けている。そのため、「ルール」としての規則で縛るのではなく、「遵守事項」として紳士協定のような相互の約束事として規則を定めている。
- 自律移動ロボット
- バッテリ、センサ、コンピュータ、アクチュエータ(モーター)などを搭載し、自律的に移動するロボット。
- オペレータ
- チームメンバーの内、ロボット操作の担当者。ロボットの非常停止スイッチを操作できる位置にいること。
- 安全管理責任者
- チームメンバーの内、周囲の環境に気を配って安全を確保する担当者。一般の通行人に注意を喚起して、ロボットの存在に気付くよう声掛けを行う。
- 動力走行
- 自律走行またはリモコン走行のこと。手押しではなく、ロボットの動力を用いた走行。
- マニュアル走行
- リモコン走行または手押し走行のこと。自律走行ではなく、オペレータの操作による走行。
- チェックポイント
- ロボットが通過すべき地点。
- チェックポイント候補点
- チェックポイントとなり得る候補の地点。
- 探索対象
- 特定の服を着用したマネキン。
- 探索エリア
- 探索対象がいる可能性のある領域。
- 実験走行
- つくばチャレンジ期間中の走行実験、およびその開催日。初期の頃は「試走会」と呼んでいたが、この実験こそがつくばチャレンジの本質であるという考えにより、呼称が「実験走行」に変更された。
- 安全チェック
- 実験走行日に、ロボット仕様条件などの遵守事項を満たしているかを担当委員が確認するための検査。安全チェックを認定されたロボットのみが、動力走行(自律走行/リモコン走行)を行える。
- 確認走行
- 実験走行日に、ロボットが基本的な自律走行性能を有していることを確認するための走行。随走委員が同行し、コース序盤の確認走行区間で自律走行の達成を判定する。確認走行区間の先での自律走行には、確認走行達成の認定が必要。
- 記録走行
- 実験走行日に、コース全体での課題達成の可否を記録するための走行。随走委員が同行し、コース全体で自律走行と選択課題の結果を記録する。
- 本走行
- つくばチャレンジ最終日の走行実験、およびその開催日。コース全体での課題達成の可否を記録するための走行。随走委員が同行し、コース全体で自律走行と選択課題の結果を記録する。
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