北陽電機(株)3次元測域センサモニタ募集
つくばチャレンジ2015参加チームに北陽電機(株)から
3次元測域センサの提供(モニタ利用)の申し出がありました。
北陽電機(株)は、昨年度まで経済産業省の助成プログラム(サポイン)の制度を利用して、3次元測域センサの開発を行ってきました。この開発の中で、昨年度は、つくばチャレンジ2014に参加した15のチームが試作されたセンサの評価に協力し、実際にロボットに搭載して、性能や使い勝手等について評価し、使用経験を報告しました。北陽電機(株)はその結果に基づき、その試作機を改良した製品版の販売を開始しています。
今回、この製品版を評価してさらなる改良に繋げるため、つくばチャレンジ2015に参加するチームに計10台のセンサを提供(貸し出し)したいとの申し出がありました。
つきましては、以下の通り、モニタ利用を希望するチームを募集します。
評価のために貸し出されるセンサの型番:YVT-X002 (通称:3D-URG)
台数:計10台
期間:2015年6月末~12月
条件:
(1)つくばチャレンジ2015に参加するロボットに搭載して評価を行うこと
(2)つくばチャレンジ2015終了後、使用結果についてレポートを提出すること
申し込み方法:
つくばチャレンジ2015参加申し込みの後に、3次元センサの使用方法等を書いた計画書(A4用紙1枚程度)を添えて、北陽電機(株)R&D推進室長の嶋地直広氏(shimaji[at]hokuyo-aut.co.jp)に申し込んでください。
(※メールアドレスは[at]を@にしてください。)
貸し出すチームの選考:
申し込みのあった、つくばチャレンジ参加登録されたチームの中から、計画書の内容を確認の上、原則として、昨年度3次元測域センサのモニタを行ったチームを除いて、先着順に選考します。
つくばチャレンジ終了後の取り扱い:
本年12月中に返却してください。なお、そのまま継続して利用を希望するチームへは、特別価格(定価の半額程度の予定)でお譲りすることを検討中です。
(注1)これとは別に、昨年までと同様に2次元センサのモニタを募集しています。3次元センサの利用にはある程度の技術を要しますので、測域センサの利用について初心者のチームは、そちらを利用することをお勧めします。
(注2)昨年度3次元測域センサのモニタを行ったチームについては、昨年度評価に利用したセンサを、一旦北陽電機に戻していただき、可能な範囲で修正・改良した部品との置き換え等を行って、また、ソフトウェアを更新した上で、それを利用・評価をしていただく予定です。(戻していただくのは、5月中を予定しています。)ただし、それでも、性能は製品版の方が一回り良くなる、と予想しています。