これらの事項は、本走行日だけでなく、実験走行日にも遵守が求められる。また、自律走行時のみでなく、データ取得などのためのマニュアル走行時にも遵守されなければならない。
サイズ、重量
- 全長：1.2 m 以下
- 全幅：0.75 m 以下
- 全高：0.6 m 以上、1.5 m 以下
- 重量：100 kg 以下（60 kg 以下を推奨）
走行速度
- 最高速度：4 km/h 以下
- 誤動作しても、最高速度を超過しないこと
外装
- 危険な突起部を有しない形状であること
- 人の手や足などを巻き込む恐れのない構造であること
- 高温あるいは感電の恐れのある露出部を有しないこと
- 一般の通行人（や他のロボット）から見えやすい形状と色であること
- 通行人との衝突などの事故を予防するために、遠方からでも気付かれやすいことが望ましい
- 他のロボットに衝突される危険性を低減するには、相手のセンサによって検出されやすいことが望ましい
- ロボットが発する騒音や振動は、一般に許容される程度までに収めること
非常停止スイッチ
- 走行を停止する非常停止スイッチを搭載すること
- オペレータ以外にも非常停止スイッチだと分かり、操作可能なこと
- ロボットが誤動作していても、安全に停止させられること
- ソフトウェアを介さずに動力供給を断ち停止させる方式などで確実に機能すること
- 非常停止の後、オペレータによる簡単な操作で自律走行を再開できること
リモコン走行の方法
- 無線操作でのリモコン走行は禁止
- リモコン走行時は、有線でロボットに接続すること
ナンバープレートの表示
- 規定のナンバープレートを取り付けること
- サイズ：縦 11 cm × 横 13 cm 以上
- 取付位置：ロボットの前後左右の内2～4ヶ所、地上 0.2 m 以上の高さ
- データ取得用の実験台車などにもナンバープレートを取り付けること